私でも貯蓄体質になれる?今度こそ貯める『コミックでわかる 年収250万円からの貯金術』

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先日本屋で見つけて思わず夢中で読んだ本。


そのまま購入して何度も読み返しています。

原作を書いているのはあのベストセラー『年収200万円からの貯金生活宣言』の著者である『横山光昭』先生。

自分でしっかりお金を貯められる方には少し物足りないかもしれませんが、

そんなに浪費してないはずなのになかなか貯められない
知識も収入もあるのに貯金が少ない

と悩める方にはぴったり。

かくいう私も貯金が大の苦手の貯められない女で、もう目からうろこポロポロ。

漫画なのでサクっと読めるし頭に入りやすい。

「私でも今度こそ貯められそう!」

そう思わせてくれた本です。

恥ずかしながら・・・

元々あればあるだけお金を使ってしまうタイプの私。

恥ずかしながら若い頃は給料日前には全財産が数百円・・・なんてこともしょっちゅうでした(´ `;)

さすがに今ではそこまで酷くはないですが、月初めに立てた予算をなかなか守れず。

お金に関してずっと苦手意識がありました。

貯められない人の特徴

まず本著に載っている『貯金がうまくいかない性格の人』の特徴を読んでびっくり。

・張り切りすぎて、目標やスケジュールを綿密に立てすぎる
・1日ごとにノルマが達成できたかどうかを気にする
・すぐに喜んだり、落ち込んだりして感情の起伏が大きい
・神経質ですぐに焦る

ぜ、 全部私のことじゃないですか!

このような完璧主義の人はストレスを感じやすく自分を責めたり節約や貯金自体を投げ出してしまいがちだそう。

うーん、まさにその通り。

逆に貯められる人の特徴がこちら。

・人と比べず自分なりの目的を持ち、無理をしない
・一時の失敗に激しく落ち込んだりせず、淡々と続けられる
・節約をゲーム感覚で楽しんでいる
・うまくいかなくても言い訳しない

貯金に関して言えばこのようにマイペースの人の方が上手くいくようです。

自分を責める必要はなくて、「どうしたら自分をうまく誘導できるだろう?」と仕組みを探せすことが大切なんですね。

主人公たちに自分を重ねて

漫画の内容は料理教室で一緒のお金を貯められない仲良し女性3人組がもう定年退職しているお金持ちのおじさまから貯金のノウハウを教わる、というお話。

おじさまはお金持ちと言っても元は普通のサラリーマン。

お金に関する知識が豊富なのです。
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優しくて癒されるおじさま。

女性たちは

①25歳の独身OL
②32歳の共働きキャリアウーマン(子なし)
③43歳の専業主婦(子あり)

と年齢もタイプもバラバラなので自分を重ねやすいです。

私はこのキャリアウーマン(右)の考え方とそっくりで・・・。
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そうそう、チマチマ節約するより稼いだ方が楽だし早い!と思ってたんです。

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知識ばっちり、投資とか資産運用の話も大好き。

でもね。
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どきーっ!

そうなんです、うまくいかないんです。涙
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なんでも自分のお金をコントロール出来ていない状態で投資などに手を出すのは足し算・引き算が出来ていないのに分数に入ろうとしているようなものだとか。

だからうまくいかないんですね~。

まずは基本から。

「生きたお金の使い方」に変える

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本著では支出を『消費浪費投資』の3つに分類する方法が紹介されています。

そうすることによって『意味のない支出』に気付け、無駄遣いの防止に。

分類の仕方や消費・浪費・投資の理想バランス割合も載っているので今の家計と照らし合わせてみると面白いですよ。

投資って言っても難しいことじゃなくて、家族の健康のためのフルーツ代とかも投資に入ります。

逆に「自分磨き」と称してごまかしてきたものがよく考えてみると浪費だったり。(私がよくやるやつ・・・)

「お金を出して買う」という行為に対して自分の価値観を研ぎ澄ませていく練習になるのでこれはしっかり実践してみようと思います。

理想のバランス表が便利

節約っていうけど、「食費ってどのくらいが理想なんだろう」「貯金って月にいくらすればいいの?」と悩みますよね~。

雑誌やネットで他の方の家計簿などもよく見るんですが、収入も生活環境もバラバラなので参考にするのが難しくて。

こちらの本には各項目の収入に対する理想割合が載っているのでとても参考になりました。

ちなみに*単身者なら食費15%(手取り20万なら3万円)、貯蓄は30%(6万円)が理想だそうですよ。*独身20代女性イメージ。

結構厳しい~。

でも「個人で柔軟に調整OK」「人生長いんだからのんびりゆっくりね」というメッセージがあちらこちらに散りばめられているので気楽にやってみようかな、という気持ちになれます。

中でも心に染みたのが、

性格まで無理に矯正することはない。かっこつけ、寂しがりや、新しいもの好き、周りの目が気になる・・・誰にだって弱さはある。でもそういう弱さも含めて自分なのだから。自分の弱さを受け入れて別の所でカバーしていけばいいんです。

というメッセージ。

出来ないことで自分を責める必要はないんだ、と肩の力が抜けました。

まずは90日プログラムを実践

本著では貯金体質を作るためのプログラムを行い、3ヶ月単位のごとに見直していきます。(いわゆるPDCAを回していく)

プログラムも難しいものじゃないので簡単に出来そう。

ちょうどもうすぐ新年が始まるので私も1月から試してみようと思います。

さっそくプログラム前に取り組む4つのことをやってみました。

その中に「期間中に挑戦したいこと、達成したいことを書き出す」「ノートに自分の夢や目標を書き込む」というのがあるのですが、書いているだけでもうわくわく。

実際、これは節約=我慢ではなく「夢を実現するため」という目的を見失わないためにとても大事なことらしいです。

具体的な(楽しい)目的があると確かに続けられそう。

手書きの家計簿もおすすめらしいので再開しようと思います。

目指せストレスレスな家計管理。

これで来年には私も脱・貯められない女。

あ、この本に支払ったお金は間違いなく『投資』ですね(^^)


より詳しくじっくり読みたい方は元になってるこちらの方もおすすめです。

こちらも横山先生の本、シンプルライフに興味がある人におすすめです。

次の記事へ⇒貯められる人は、超シンプル。

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