ここ数年はほぼ日手帳の1日1ページタイプを相棒にしていたのだけれど調子を崩してから真っ白なページが増えていった
以前は好きだった右下の「日々の言葉」がすごく気になるようになってしまったのだ
元気な頃はそれを楽しみにページを開いていたのに、今はその素敵な言葉を受け入れる余裕がない
だんだんと手帳を開かなくなり2022年版にいたってはほぼ新品のままで1年が終わってしまった
空白のページも辛かったり忙しかった思い出、と言いたいところだけどさすがに限度がある
その後もっとシンプルな手帳にしようとあらゆる会社のものを買ってみるも結局どれも使いこなせない
いよいよもう試す手帳がなくなった頃に「バレットジャーナル」の存在を思い出し、せっかくだからちゃんとしたやり方が知りたいとバレットジャーナル生みの親であるライダー・キャロル氏の著書を購入した
読み始めてすぐにそもそも私はバレットジャーナルというものをずっと勘違いしていたことに気付く
バレットジャーナルそのものはSNSでよく見かけるので知っていた
素敵なイラストが添えられていたり色とりどりのペンやシールで飾られたカラフルで凝った素敵なページ
センスがあって几帳面でとにかくまめでな人がやっているイメージで、真逆の自分にはとても続けられない
しかし本来のバレットジャーナルはそもそも発達障害があり日常生活に苦労していた作者が頭の中を整理するために生み出したもの
▼デイリーページの例
「キー」と呼ばれる記号で分けながら箇条書きで書いていくので、ものすごくシンプルで効率的なのである
これなら時間もかからないし自分にも出来そうだと試しにバレットジャーナルを始めたのが去年の7月
それから気付いたら半年以上続いていた
(月ごとにすぐ開けるようにインデックスシールで分けている)
短い文で箇条書きしていくだけなので5分あれば書けるし、日付やページの区切りがないから余白を気にすることもない
逆に時間があるときや頭の中がいっぱいで整理が必要なときは枠を気にせず好きなだけたくさん書ける
結果ほぼ毎日書いていた
とんでもなく面倒くさがりで飽き性の自分には奇跡的なことだ
記号はアレンジしてるし覚えられないから3種類くらいしか使ってないけど、代わりに蛍光ペンと青・赤ペンを使って色分けしてるからどれが重要なのかすぐ分かる
こんな感じで書いているうちに自分の合ったやり方にどんどん変えていけるから続けられた
私のようにシンプルじゃないと続けられない人、逆に絵を描いたりデコレーションが好きな人、たくさんの情報を書き込みたい人・・・
自由度が高くてそれぞれに使いやすいオリジナル手帳に出来るのがバレットジャーナルの良いところだと思う
自分の好きなノートが使えるのもいいよね、私はMDノート方眼のA5サイズを使ってる
ほぼ日手帳のように180度きれいに開くのと、しっかりとした紙質で書きやすい
今は専用の透明カバーを使ってるけどかわいいカバーに変えたい
本来のバレットジャーナルは年間ページやマンスリーページなども全部一冊にまとめるんだけど、ページを行ったり来たりするのが苦手なので今年から2冊に分けることにした
ほぼ日の前に愛用してたミドリのポケットダイアリーの猫柄
表紙も中身も猫たっぷりでかわいすぎる、たまらん
短い日記も書きたかったので試しにウィークリーにした
せっかくなので猫シールも購入
猫づくしでかわいい!テンション上がるなあ
ということで10月から2冊の手帳でやってみてるけど今のところいい感じに続けられている
手帳を書き始めてから生活が整ってきて、こうやってまたブログ書けるようにまでなれたからバレットジャーナル様様だ
やりたいことがあるのに上手く進まない、停滞してて抜け出したいって人におすすめ
無事に2024年の手帳も決まったことだし、この調子でやりたいことどんどん進めていこう