初めから読む⇒その①変性痛による発覚
前回から約1か月ぶりとなる診察の日
術後の貧血や左手の謎のしびれに加え、退院してからも生理再開で大量出血したり仕事復帰後に傷が膿んだりといろいろ不安なことが続いた
ようやく先生に直接診てもらえるし、血液検査の結果も気になるのでこの日が来るのが待ち遠しくてたまらなかった
※あくまで個人の体験談であり、治療においては適切な資格を持つ医療従事者の助言を求めてください
目次
術後の貧血がようやく改善
診察の前に採血から
前回は数値が改善していたけれど、生理が再開したことで悪化していないか心配だった
関連⇒その⑯生理再開と大量出血
手術前後の結果を再掲

Hbは基準値11.6~なのに術後3日目には6.4と約半分しかない状態に
入院中も含めて鉄剤の点滴を2回して、退院後は食事に気をつけて栄養のあるものをたくさん食べた
診察の順番が回ってきて渡された検査結果を見ると…

フェリチン値は時間が足りなくてまだ結果が出ていないけど、Hbの値は無事に正常値に戻っていた
元々貧血になりやすいのでこれからも食事には気をつけて欲しいけど、これ以上の貧血治療は必要ないとのこと
やったー!
左手のしびれがやっと取れる
気がかりだった術後から続く謎のしびれ
続くようなら神経科に行かないといけないと言われていたが、術後1か月ほどでしびれがだんだんと弱まり1か月半ではすっかり消えた
先生が言ってた通り、やはり何らかの原因で腕の神経が傷ついていたかもしれない
一生治らなかったらどうしようかとかなり不安だったから無事に回復して心からほっとした
仕事復帰後に傷が膿む
テープを貼ったケアを続け、特に問題がなかったお腹の傷
だけど仕事復帰した後、資料整理で屈んだり立ったりを繰り返した日があった
その日の夜なんか痛痒いなあと感じつつも、テープ替えたばかりだったので一旦保留
翌日も変わらず痛痒さが続いたのでお風呂の時にテープを剥がしてみる
するとお腹の下の縫い始めの所からジュクジュクとして臭いのする汁がべったりついていた
傷が開いてる感じではないけど、かぶれたか膿んじゃった感じ
仕事で何度も屈んで腹圧かかったのと汗をかいたせいかも
心配だったしそのままテープを貼り続けていいのか分からなかったのでまた病院へTEL
傷を消毒した後に清潔なガーゼをあてて、その後から今までと同じようにテープを貼って様子を見るように言われた
(新たに出血したり熱が出たりと異常が出たらすぐ病院で診察受けるように、とのこと)
お風呂で傷を軽く洗った後に消毒用の軟膏を塗り、液が出ている所にガーゼをあてて上からテープ
ちなみにジュクジュクした傷は細菌感染や炎症のリスクが高まってるサインなので、抗生物質を含んだ塗り薬が必要(薬局など市販薬であります)
私はドルマイシン軟膏使ってました
オロナインなどは逆に悪化させる危険性があるのでジュクジュクした傷には使わないように気をつけてくださいね
※もちろん市販薬で症状が改善しないならすぐ病院へ
ガーゼは怪我の手当てで使う普通のガーゼ
いろいろ使えるから大容量タイプを常備していて助かった
あんまり腹圧かけて刺激しないようにも言われたのでなるべく体を曲げないように気をつけて過ごす
今までは3日ごとにテープ交換していたけど、清潔にしていた方がいいだろうと毎日お風呂の時に全部剥がして消毒→新しいガーゼをあてて上からまたテープを貼った
幸い3日ほどで液が止まり、1週間では乾いてかさぶたに
仕事中はどうしても動かないといけない時あるし、集中してて体のことがおろそかになりがちだから気をつけないといけないね
話は診察のときに戻り、傷を診てもらう
ちゃんと診てもらいたかったから替えのテープとガーゼを持参して剥がした状態で診察台に上がった
傷が治る過程で滲出液が出ることはよくあるけど、臭いがあったということはやはり菌が入って膿んでた可能性があるとのこと
でも今はかさぶたになってて治りかけの状態だし赤みが出たり熱もないから大丈夫
エコーの結果お腹の中も問題なし
貧血もすっかり良くなってるし順調に回復していますよ、頑張っていますね!と先生に太鼓判を押されやっと肩の力が抜けた
ふ~、傷口開いてなくてよかった!
お腹の傷は完治するまで時間がかかるから、まだしばらくは腹圧がかかるような動きを避け、テープでのケアも続けるようにアドバイスもらって診察は終了
とりあえず術後に起きたいろんな心配事が一気に解決してほっとした日だった
次の診察は1か月半後(術後3か月)
長く続いた闘病記もあと2回で終了、最後は入院中に持って行ったものをまとめる予定(続く)




